2022山田学区防災訓練を実施しました。

2022年11月08日
防災訓練

 

 

 10月23日山田学区防災訓練が行われました。
昨年はコロナ禍で訓練を中止したため2年ぶりの訓練となりました。
町別の情報収集と、無線機を使った学区内の情報伝達の訓練です。
震度6強の大地震が発生したと想定して、各町で安否確認訓練を行い、まちづくりセンターに設置した災害対策本部に、被害状況を無線で報告するという内容です。本部には町内ごとの被害を一目でわかるように記入する表や、情報を書き込める地図を用意しました。
無線機が初めての方もあり聞き取りにくいときには送信方法を確認し、再送信することで無線機に慣れてもらうようにしました。通話の中に出てくる地名や橋、道路等の名称が俗称で呼ばれていて分からなかったり、書き込んだ情報が間違っていたりと、様々な問題がありました。
山田学区の防災に関わっていただいている関西大学の近藤先生からは、「災害に負けない町を作る!そのためにはまず自助、そのあとは共助となり、隣近所、町内会、学区内での助け合いが必要になる。みんなが助け合うためには学区全体の状況を知る必要があり、情報伝達訓練はたいへん重要です。」と基本概念についてお話いただきました。その後、今回の問題点として、報告の順序は人命にかかわることが一番先。地名や橋などの名称の共通化が必要。
また、本部の様子を皆さんに知ってもらうために、今後の訓練では町内と本部の立場を入れ替えて体験してもらう事も有効だと、多くのアドレスをいただきました。
アンケートで訓練の課題を集計し、先生のアドバイスと合わせて次年度の訓練に生かしていきます。

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