2025.7.18. 常盤学区との交換民児協 滋賀県平和祈念館とてんびんの里
2025年08月05日
活動紹介
2025年度交換民児協は、昨年度に引き続き「常盤学区」と「山田学区」で実施しました。今年度の研修場所として、「滋賀県立平和祈念館」を中心に進めていきました。山田学区としては、少し前に学区民児協の人権研修として「杉原千畝さん」を通して"人権・平和”について学んだところですが、今回は「滋賀県」で「身近な戦争・平和」に触れ、人々の人権について学習しました。講話と展示見学で学び、感じたことを意見交流の場で、確認しあいました。以前見た映画で、米倉斉加年さんのセリフ「戦争は人を狂気にする」という言葉が私の中にはずっと残っています。人が人間らしさを保つためには何が必要なのか、常に考え続けていかなくてなならないと思います。今回のお互いの意見交流でも、「『平和学習』を単独でとらえるのではなく、人権として人間らしく生きることを絶えず心にとどめなければ・・と痛感した」という意見もありました。講話の中で教えていただいた【戦争の記憶が遠ざかるとき、戦争がまた私たちに近づいてくる】の言葉通り、人の記憶は常に薄れていきます。だからこそ「学び続けることが大切」と感じた時間でした。
日常の民児協活動についての意見交流では、高齢化率など、地域の実情が似ていて同じ課題をお互いに感じています。だからこそ話し合う中で、参考になる内容も多く、またがんばろう!と明日にもつながる交換民児協となりました。
今年は終戦から80年となります。特にこの8月は広島・長崎の原爆投下や終戦記念日と鎮魂・戦争・平和について考える時間としたいです。
山田学区民生委員児童委員協議会
平和祈念館での研修の様子です。
戦後80年ですが、80歳の方も民生委員にはおられます。親が戦争経験者の人も多いです。深い懇談ができたように思います。
午前中は、てんびんの里で「近江商人屋敷」の街並みから、当時の人たちの暮らしを想像しました。
商家のつくり、そこからの庭園、暑さを忘れる風景でした。