6年生「平和学習」
2025年07月12日
新着情報
6年生「平和学習」
7月11日(金)、6年生が東近江市にある平和祈念館より講師をお招きして【平和学習】を行いました。徴兵検査のことや県内から出征した9万人の内3万2千人が戦死したことなど〈戦地に行った人たち〉のことを聞きました。写真やビデオ、赤紙、千人針、鉄兜、防空頭巾などの実物から当時の人々の様子を知りました。〈戦時のこどもたち〉や〈戦時のくらし〉の様子を映像で見せていただきました。滋賀にも空襲があり、東洋レーヨンの工場に落とされたパンプキン爆弾は、京都に落とす予定だった原爆の練習だったと聞いて衝撃を受けました。
熱心に話を聴く子どもたちに講師の川副さんのお話にも熱が籠りました。戦争体験者が高齢になり、貴重な証言を聴く機会が無くなっていく昨今、改めて平和の有り難さを思い知る時間になりました。映像の中の『何のために、誰のために戦争したのか』という言葉が胸に刺さりました。最後に詩人石垣りんさんの詩の一節が紹介されました。『戦争の記憶が遠ざかるとき、戦争がまたわたしたちに近づく』
(地域コーディネーター 中島民恵)