5年生 田植え体験
2025年05月20日
新着情報
5年生 田植え体験
5月19日(月)5年生が五条の田んぼで田植え体験をしました。
『五条ふるさと環境を守る会』(会長 清水昌由さん)の皆さんが5年生の子どもたちのために田んぼと苗を準備し、植えたら良いだけの状態でお迎えいただきました。挨拶の後、『JAレーク滋賀営農購買課』の初田さんと横江さんから苗の持ち方や植え方を教えていただき、田んぼに入りました。裸足で泥の中に入る前はためらう様子も見られましたが、「キャーキャー」と言いながら田んぼに入り、手も足も汚れてしまえば楽しくなったようで、熱心に植えていました。
また、田んぼに隣接しているポンプ小屋では『水土里ネット草津用水』の山本さんと熊川さんから、米作りに必要な水についてお話を聞きました。一枚の田んぼには学校のプール10杯分の水が必要なことや、一旦琵琶湖から汲み上げて、それぞれの田んぼに供給していることなどを教えていただきました。ポンプ小屋にある大がかりな設備も見せていただきました。子どもたちは興味津々でお二人に質問攻め、熱心に学ぶ姿が見られました。
この日植えた品種は【キヌヒカリ】です。9月中旬に予定している稲刈りまでの約4ヵ月間、水の管理や雑草対策など、環境を守る会の方にお世話になります。コメ不足や値段の高騰が問題になっている昨今、子どもたちにとっては、みんなで植えた苗の成長が大きな楽しみになりそうですね。実りの秋まで、天候も気になることでしょう。時々は稲の生育具合を見に田んぼに行く子がいると嬉しいです。
(地域コーディネーター 中島民恵)