3年生「アスパラ名人のお話を聞こう」

2025年05月15日
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3年生が「アスパラ名人のお話を聞こう」

5月13日(火)3年生が「アスパラ名人のお話を聞こう」という学習で、北山田町の木村桂さんから、草津ブランドの【琵琶湖元気アスパラ】について教えていただきました。木村さんから、アスパラは一日に15センチも伸びると聞き、「えーっ!」と驚きの声を上げた子どもたち。スーパーに並ぶ他の産地のアスパラに比べて、太くて長い、見るからにパワー溢れる元気アスパラがどんな風に育てられているのか、実際にビニールハウスを見学させていただきました。5月とはいえ、ビニールハウスの中は暑かったのですが、子どもたちは、その中でスクスク育っているアスパラを見つけ、暑さもなんのその。グループで、艶が良く穂先がキュッとしまった理想の1本を見つけ、切らせてもらい大喜び。切り口を触ったり匂いを嗅いだりして、新鮮なアスパラを感じることができました。使用したハサミは、長さの目安となる棒が付いていて、アスパラを挟むトングも兼ねている便利な物です。ビニールハウスの外側のビニールは、ハンドル操作で巻き上げたり下ろしたりして気温の調節をすることや、琵琶湖から汲み上げた水をスイッチひとつでスプリンクラーになって水やりができることを教えていただき、農家さんの苦労や工夫を知ることができました。その後、学校に帰り、アスパラの1年間の様子を映像で見せていただきました。木村さんは、「元気アスパラが美味しいのは、土に魚粉などの栄養を与えているから。この土地で採れたものは美味しいし体にも良い」と、地産地消についてお話されました。自分達で切り取ったアスパラ20本は教室に持ち帰りましたが、その後、観察したのかな?絵に描いたのかな?おうちの方にも、きっと心弾ませお話したことでしょう。今日のことは深く心に残ったことだと思います。これからも、店頭でアスパラを目にする度、今日の学習を思い出してくれたらいいなと思います。木村さんには、野菜の収穫、出荷でお忙しいこの時期に子どもたちに貴重な体験をさせていただいて、本当に感謝の念が絶えません。ありがとうございました。学校から歩いて行ける距離に学べるところが沢山ある山田小の子どもたちは幸せですね。
(地域コーディネーター 中島民恵)

 
 
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